佐賀のシシリアンライスと沖縄のタコライスの違いや由来は?レシピや作り方をご紹介!

シシリアンライスアイキャッチ画像 ご当地グルメ

佐賀のシシリアンライスをご存じですか?
ご飯の上にお肉と生野菜を乗せた料理なので、沖縄名物のタコライスと似ているのでごっちゃになっている方も多いようです。

この記事では、

  • 佐賀のシシリアンライスと沖縄のタコライスの違い
  • シシリアンライスのレシピ
  • シシリアンライスの作り方
  • シシリアンライスを作ってみた感想

についてご紹介していきますね!

 

佐賀シシリアンライスの由来と沖縄タコライスとの違いは?

沖縄のタコライスはとっても有名ですが、佐賀のシシリアンライスは聞いたことのない方も多いと思います。
私も九州に住んでいますが、恥ずかしながら最近まで知りませんでした(^_^;)

ではシシリアンライスとはどのような料理なのでしょうか?
調べてみました!

シシリアンライスとはどんな料理?

シシリアンライスとは、温かいご飯の上にレタスやトマトやコーンなどの生野菜、甘辛く炒めた牛肉と玉ねぎをトッピングし、仕上げにマヨネーズを網かけしたものです。

その始まりは、昭和50年頃に佐賀市内のとある飲食店のまかない料理として出されたものが評判を呼び、メニュー化に至ったと言われています。

そしてその特徴的な名前の由来については

  • 創始者が好きだった映画の舞台にちなんでいる
  • 長崎トルコライスに地中海の名前で対抗した
  • 当初はエビやイカを乗せてシチリア島を意識していた

などなど、様々な説がありますが、今となっては真相は分かりません(^_^;)

そんなシシリアンライス、現在では佐賀市内の多数の店舗で提供されているほどなんだそうです!

これは佐賀のソウルフードと呼んでも過言ではないですね!

タコライスとはどんな料理?

では一方でタコライスはどんな料理なのでしょうか?

タコライスとはその名の通りタコスの具材をご飯の上に乗せた料理です。

材料や作り方は、ご飯の上にチリパウダーやブラックペッパー、玉ねぎなどと炒めたスパイシーなひき肉(タコミート)、千切りしたチーズ、レタス、トマトをトッピングして作ります。

そんなタコライスのキモであるタコミートは様々なスパイスを使い、スパイシーな味わいに調味されるため、タコライスは刺激的な風味が特徴的な料理です。

タコライスは沖縄県金部町の米軍基地の近くにあった飲食店で生まれました。
沖縄ならではの事情ですが、アメリカ兵が安くてお腹いっぱいになれるように、アメリカ由来のタコスとご飯を組み合わせて作られたメニューです。

その後、そのスパイシーな味わいがアメリカ兵以外にも人気を呼び、徐々に沖縄全体に広がっていきました。

現在では沖縄以外でも「タコライスの素」なるものが販売されていますし、その認知度は全国的なものになっています

生野菜を乗せるところは同じですが、シシリアンライスは甘辛いお肉・タコライスはスパイシーなお肉味付けが全然違いますね!!

タコライスも美味しいですが、幼児がいる我が家には辛くないシシリアンライスの方が良さそうです。

 

シシリアンライスのレシピ・作り方

ではシシリアンライスがどんな料理か分かったところで、実際に作ってみましょう!

まずは材料から~!!

材料

シシリアンライスのレシピが書いてある

私はタレから手作りしましたが、面倒な方は焼肉のタレを使ってもおいしいと思います!

焼肉のたれって入れるだけで料理の味が決まるし、忙しいワーママの味方ですよね!

シシリアンライスは甘めの味付けなので、甘口がオススメですよ。

 

作り方

では材料が分かったところで作り方を見ていきましょう!

1.タレの材料を準備する。

にんにくのすりおろしに生姜麹をイン!

我が家は生姜麹を作っているので使いましたが、すりおろし生姜でも◎

めんどくさい方はチューブでもいいですよ~

私は添加物が気になるので使いませんが(^_^;)

みりん・醤油・酒を入れて混ぜ合わせます。

 

2.保存袋に牛肉を入れてタレを投入。しっかり揉みこんで下味をつけておく。

今回は牛バラ肉ではなく、198円/gの和牛切り落としを使用しました。
レシピの300gじゃ心もとなかったので、倍量の600gを準備しました(笑)

私は帰宅してから作りましたが、朝ここまで仕込んでおくと夕方めちゃくちゃ楽だと思いますよ★

↓↓下味つけとく系のお料理はコチラ↓↓

 

3.野菜を刻む。

レタスは細切りにする。

お肉が倍なので、レタスも2倍。
1玉まるごと使います。

サラダスピナーへ投入し、水分を飛ばしておきます。

余談ですが、私は普段レタスはざく切り派なので、うっかりざく切りで切ってしまいました( ゚Д゚)

ざく切りにした後に細切りにしたのでちょっと面倒でした(笑)

でもこの細切りがポイントなので、間違えないように気をつけて下さいね!

お次はトマト!

食べやすいように半分に切っていきます。

玉ねぎも倍量の2玉準備しました。

薄切り?にしたものを縦半分に切っています。
下の子が2歳なので小さめにしています。

 

4.フライパンに油を敷き玉ねぎを炒める

私は木べらではなくシリコンスプーンを使います。
このまま食卓の取り分けスプーンに大変身してくれるので、洗い物の削減にもなります。
ズボラママの必需品です!

 

5.玉ねぎが透明になってきたら2で下味をつけた牛肉を加えて炒める

倍量なので結構なボリュームです。
ちなみにうちのフライパンは26cmですが、めちゃくちゃいっぱいいっぱいになってしまいました(笑)

フライパンからこぼれそうになりながらも何とか混ぜることに成功!
お好みのところまで炒めていきます。

うちの家族はお野菜シナシナの方が好きなので、割としっかり目に炒めました。

 

6.お皿にご飯を乗せて盛り付ける

ご飯の上にレタスをたっぷり乗せます。

端っこの方にトマトを置いて・・・。

牛肉を乗せてマヨネーズを網掛けにして完成~♪

トマトは最後に乗せたほうが見えるのでいいですね。

ちなみに娘のはちょうどいい大きさのお皿がなくておわん型の器に入れたのですが、下のお野菜やご飯が全く見えません。

娘から「レタスとご飯どこ!?」って聞かれたので、平らなお皿に盛りつけた方がいいと思います(^_^;)

 

シシリアンライスを作ってみた感想

今回シシリアンライスを初めて作りましたが、その簡単さにビックリしました!!
ズボラワーママが作ってみた率直な感想をお伝えしていきますね。

 

●下味は事前につけておいた方がいい
朝仕事に行く前にこの工程だけしておけば、帰ってきたら
「玉ねぎを刻む→炒める→その間に生野菜を刻む→盛り付け」
で完了なので、出来上がりまでがめちゃくちゃ早くなりますよ!
お肉も下味がバッチリつくのでさらに美味しくなりますよね!

 

●レタスは多めの方が美味しい!
私は野菜があまり得意でないので、レタスを盛ることに抵抗があったのですが、お肉の熱でしんなりするので、思った以上にたっぷりのせてOKです。というか、たっぷり乗せた方がおいしいです。

 

●トマトはマヨネーズの直前に盛る
トマトが見えなくなると彩りが悪くなるので、見えるように最後に乗せましょう!

 

●子どももOK!
うちは2歳の下の子が食べムラがあって困っているのですが(好き嫌いというよりも日によって食べたり食べなかったりする)、このシシリアンライスにはめちゃくちゃ食いついていました( ゚Д゚)
元々お肉が大好きなのもあるとは思いますが、レタスもたっぷり乗っているので、一緒に野菜も摂れて栄養面でも安心しました。

 

●4人分なら牛肉の量は300gでちょうどいい
足りなかったら困るので、お肉600gで挑みました(笑)
・・・が出来上がった鍋を見た旦那が「2日分!?」と言う程、すごい量ができました(笑)
ズボラワーママ的には翌日も食べられるのでこの量でも良かったですが、2日連続同じものは・・・と思う方は300gで作ってくださいね。

 

●味つけはちょっと濃い目
レシピ通りに作ると味見の段階ではちょっと濃く感じましたが、野菜と一緒に食べるので全然問題なかったです。
子どもに食べさせるのが心配な場合は、味が染みる前に取り出しておくといいですよ(*^^*)

 

 

まとめ

いかがでしたか?
シシリアンライスとタコライスは似ていましたが、調べてみると全然違う料理でしたね!

  • シシリアンライスとタコライスの決定的な違いは「味付け」!シシリアンライスは甘辛味・タコライスはスパイシー。
  • 牛バラ肉(牛こま肉でもOK)・玉ねぎ・焼肉のたれ・サラダ野菜があれば簡単に作れる。
  • 事前に仕込みをしておけば短時間で作れるので、忙しいワーママの味方メニュー。

シシリアンライスは一皿で野菜も肉も食べられる優秀なメニューでした。
とっても簡単に作れたので、ぜひぜひ作ってみて下さいね(*^^*)

この記事を書いた人
みき

5歳娘・2歳息子を育てながら働くアラフォーワーママ。

お料理は苦手(嫌い?笑)でズボラな性格のため、毎日いかに手抜きしようか考えている。
でも「料理が嫌い」といいつつも、添加物が気になるため、調味料にはこだわるし、できるだけお惣菜やテイクアウトに頼らないようにしている。

お料理が嫌なのに作らないと気が済まない矛盾を抱えているが、何とか折り合いをつけようと日々奮闘中。

みきをフォローする
ご当地グルメ
ズボラワーママの頑張らない無添加料理ブログ
error: 右クリックはできません。申し訳ないです。