「いしる」という調味料をご存じですか?
いしるとは能登半島で古来から作られているいかやいわしの魚醤のことで、それ単体だとクセが強くて普段使いしづらいんです。
ところが!このクセが強いいしるを唐揚げの下味に使うとめちゃくちゃ美味しく仕上がるんです!!
この記事では、
- いしるを使った無添加唐揚げのレシピ
- いしるを使った唐揚げを作ってみた感想
についてまとめます。
いしるを使った鶏肉レシピ~無添加唐揚げの作り方
では早速材料を見ていきましょう!!
材料
ズボラ家では基本的に一汁二菜(^_^;)
メイン以外にやることは付け合わせのサラダを作るくらいです。
なので、唐揚げの量も幼児合わせての4人前にしてはちょっと多めです。
材料の量はあくまで目安ですので、使用する手羽元の量に合わせて調節してくださいね!
こうして見ると至ってシンプルな材料ですね!
参考にしたレシピは鶏肉といしるオンリーだったのですが、私はにんにくが大好きなのでにんにくも加えることにしました。
薬味が必要ない場合はいしると鶏肉さえあればできてしまいますよ!
作り方
1.手羽元を保存袋に入れて調味料に漬け込む
手羽元を保存袋に入れて、いしるをジャバーっと入れていきます。
我が家には「よしる(イワシの魚醤)」もあるのでブレンドしてみました!
そこににんにくと生姜麹(すりおろし生姜でも◎)を入れます。
袋の上から混ぜると量が多くて上手く混ざらないので、ビニール手袋をしてダイレクトに混ぜ合わせます。
キレイに混ざったら空気を抜いて冷蔵庫へ入れて味を染み込ませます。
この日は朝仕込んでおいて、「夕方帰宅したら揚げるだけ」の状態にしておきました。
買ってきた時点で下味をつけてそのまま冷凍しておくのもアリです!
というかそっちの方がすぐに使えて便利ですよね(*^^*)
2.片栗粉をまぶして揚げる
我が家はこめ油を使っています。
手羽元を保存袋からビニール袋に移し、片栗粉をドーンと入れます。
26cmフライパンに手羽元が10個近く入るので、10個まとめて入れましたがなかなか粉がまぶされず苦労しました・・・(^_^;)
「急がば回れ」じゃないですが、多くても4~5個ずつまぶして行ったほうがやりやすいし早かったですよ。
フライパンで揚げ焼きしていきます。
手羽元は厚みがあるので火の通りが遅いです。
26cmフライパンで10本ずつ揚げているのですが、第一陣が揚がり始めた辺りからお腹を空かせた子どもたちがつまみ食いにやってきます(^_^;)
なので私はまだ揚げていますが、子どもたちには先に食べてもらうようにしています。
いしるを使った唐揚げを作った感想
我が家は子どもが骨付き肉が大好きなので、手羽元が安い時にまとめ買いしているのですが、鶏もも肉や鶏むね肉であれば火の通りが早いので、もっと早く&簡単に作れると思います。
我が家の2歳息子も1歳の時から骨付き肉にかじりついています(笑)
いしるやよしるは魚醤なので単体では結構クセがあるのですが(初めて口に入れた時に驚きました汗)、唐揚げで使うとビックリするぐらい美味しい!考えた人天才!!ってレベルです。
このレシピを知ってからこれ以外の唐揚げは作らなくなりました(^_^;)
いしるのクセを上手く扱いきれないので、私は唐揚げ以外にいしるを使うことはないです。
我が家では唐揚げの素みたいな扱いになっていますよ(笑)
実家の母にいしるをおすそ分けしたところ母も気に入って、実家でも定番メニューになったほどです!
実家では醤油麴を少し入れているみたい。
既存のレシピに囚われず、好みの味を探してみるのもいいですね!
まとめ
いかがでしたか?
唐揚げの味付けが決まらなくて困っている方に超オススメのレシピです。
- 鶏肉といしるを混ぜて下味をつけたものに片栗粉をまぶして揚げるだけの簡単料理
- 無添加、グルテンフリーで美味しい唐揚げが作れる
- 唐揚げのためだけにいしるを購入してもいいレベルの美味しさ
手羽元は揚げるのに時間がかかりますが、調理の工程自体はとても少ないし、衣は片栗粉をまぶすだけなので焦げ付きもなくからっと揚がりますよ!
ズボラーさんに是非作ってもらいたい唐揚げです♪