大分市で有名なにら豚をご存じですか?
豚ニラならぬ「にら豚」・・・
豚肉とにらを炒めただけのスタミナ料理じゃないの??と思ったそこのあなた!!
大分のにら豚は一味違いますよ!
この記事では、
- 大分のにら豚ってどんな料理なの?
- 大分のにら豚のレシピと作ってみた感想
- 大分のにら豚にもやしを入れたアレンジ方法
についてまとめます。
大分のにら豚とは?どんな料理なの?
にら豚は「大分市特産のにらと豚肉と太めの千切りにしたキャベツを一緒に醬油ベースの甘辛ダレで炒める料理」のことです。
にらと豚肉だけでなく、キャベツも入っているんですね~ ちょっと意外です。
大分市は1968年からにらの栽培に力を入れ始め、今では全国でも有数のにらの産地となっています。
にら豚はその3年後の1971年、大分市内の中華料理店「王府(ワンフ)」で考案されました。
王府ではお昼時に近くの工場に勤める人がたくさん来店して大賑わいだったそうです。
「お客さんたちを待たせるのが申し訳ないから早くできて食べ応えのあるメニューを!」と思い、ちょうど大分特産のニラがあったので、それで作ったのが始まりです。
その美味しさからあっという間に広まって、現在大分市内の中華料理店では定番メニューとなり、そして大分を代表する郷土料理になっています。
大分のにら豚をタレから手作りするレシピと作り方
郷土料理としてはまだまだ歴史の浅いにら豚ですが、最近は家庭料理としても作られていて、にら豚のタレも販売されているほどなんです!
でもやっぱり自分で手作りできるなら、作った方が安心ですよね。
にら豚のタレは自宅にあるもので簡単に作れますよ(*^^*)
ご紹介していきますね!
まずは材料から!
キャベツ400g・豚小間切れ肉300g・にら100g・・・
計ってみたらにらの量が全然足りない(◎_◎;)
ちょうど夫から「今から帰ります」と連絡があったので、慌てて2袋追加しました汗
夫の帰宅を待っている間に材料を切って・・・としていたのですが、やっぱりにらが少ない(^_^;)
このままじゃ「きゃべ豚」になってしまいます(-_-;)
ちなみにうちは極力砂糖を使わないようにしているので、たれは醤油と本みりんを合わせたものにしています。
夫の到着を待つ間に先に子どもの分を炒めました。
一緒に作って取り分けにしなかった理由は・・・ ・先に作って早く冷ましたかったから ・にらが食べにくい可能性があるので少な目にしたかった ・野菜を柔らかくしたかったので炒め時間を長く取りたかった(本来のレシピなら炒めるのは強火で1分程度) からです。
そんなこんなしているうちににらが到着~♪
今度は大分産でした(*^_^*)
確かにこのにら、スーパーでよく見かけます!うちには中華鍋はなく、さらにIHです。
26cmフライパンでも結構パンパンになったで炒め時間は中~強火で3分ほど取りました。
途中で豆板醬をチョイ入れしながら食べましたが、辛いもの好きな人は入れた方がおいしいと思います!!
ガッツリ系が好きなので、この味は大好きです☆
子ども用はさすがに作りすぎましたが(笑)取り分けた分はしっかり完食してくれましたよ。
簡単に作れたので改善点を踏まえてまた作ってみようと思います!
大分のにら豚にもやしを入れると美味しい?その他アレンジについても!
オススメはもやし!
にら豚はシンプルな料理なので、好みに合わせてアレンジもできます。
私のオススメは「もやしを入れる」こと!
もやしは野菜炒めの定番ですよね。
安価だし嵩増しにはもってこい!家計にも優しいです。
さらに包丁で切らなくてもいいのがズボラ的には嬉しいポイント♪
私が実際に準備したものをご紹介~♪
前回の反省を活かし、今回はしっかりとにらもたくさん準備(`・ω・´)
ちょうど豚バラ肉の買い置きがあったので、満を持して豚バラを使用しました。
作り方は同じで、にらを食べやすい大きさにカットしてボウルの中へ、その上にざく切りにしたキャベツをドーン!!(細切りにするの忘れてたww)
サラダ油を敷いたフライパンに豚バラ肉を入れて炒めていきます。
あらかた色が変わったら・・・
キャベツとにらを投入します。
26cmのフライパンを使用していますが、キャベツとにらでかなり盛り盛り(笑)
もやしも一気に入れようかと思いましたが、さすがに断念しました。
火力を中強火にして炒めてだいぶしんなりしたところで、もやしをIN♪
まるで某大盛系ラーメンのような風貌になりました(笑)
さらに炒めていきます。
あらかたしんなりしたところで、ようやくタレを投入します。
ささっと具材と絡ませていきます。
だいぶ味が染みたので完成です(*^^*)
我が家は野菜はしんなり派なので、もやしを投入してからタレを絡めるまで5分ほど炒めましたが、シャキシャキ派の方はもっと短くていいと思います!
食べた感想は、にらの食感ともやしのシャキシャキ感がたまらなく美味しかったです!
そしてやはり豚肉は断然豚バラの方が良かったです!!
お肉の存在感がこま切れのそれとは大違いで、しっかりとお肉の味がして、お肉大好きな家族からも大好評でした♪
その他のアレンジ
その他にもアレンジ方法は色々ありますよ~
- ご飯の上にかけて「にら豚丼」に
- 卵と炒めて玉子とじに
- お好み焼きの具材としても◎
- ちゃんぽんの具材に
- 卵で包んでオムレツ風
- 辛いもの好きは豆板醤をIN
- 甘い味が好きな人は砂糖やみりんを増やしてもOK
- 玉ねぎ、にんにく等他の野菜を入れてみる
色々試してみて自分だけのにら豚を極めるのも楽しいですね(*^^*)
まとめ
以上、大分市のにら豚についてでした。
- にら豚は「大分市特産のにらと豚肉と太めの千切りにしたキャベツを一緒に醬油ベースの甘辛ダレで炒める料理のことで、1971年大分市内の中華料理店「王府(ワンフ)」で考案され、現在では家庭料理として広まっている」
- タレから簡単に自宅で作ることができる
- もやしを入れたアレンジがオススメですが、他にも豆板醤を入れたり卵を入れたりとアレンジは無限大!
まだまだ残暑が続きますが、美味しいにら豚で乗り越えましょう!!
↓↓他にもにら料理を作ってるので見て下さいね~↓↓